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リアライズ創業ヒストリー03 誰にでもできることを誰にもできないレベルでやる

株式会社リアライズの創業ヒストリー本日は第三話のお届けです。

リアライズのことをより知っていただけるよう、原体験とも言える創業期のお話を”仕事をするうえでの教訓”と共にお届けしていきます。

本日もお付き合いくださいませ。

 

宣伝活動をしなくては

とにかく月に2万円くらいはなんとかして稼がなくては!

という状況の中で缶バッジ製造事業を開始したはいいけど、友達のバンドマンからの注文だけでは売上と呼べるものが立てづらかった。

そこで見よう見まねでWEBサイトをつくってオープンさせてみたがやはり注文は入らない。

2009年2月のことでした。

さてどうしたものか・・・・。

当時はバンド活動をしていたので缶バッジをつくってくれるお客さんとして想定していたのはバンドマンだけでした。

缶バッジにどんなニーズがあるかなんて全くわかってはいませんでした。もちろんマーケットをリサーチなどしているはずもありません。

とにかく家庭を維持しながらバンド活動をしていく為に月に2万円稼がなくては!

この1点のみでしたから。

ということでとにかくバンド活動をしている人たちに自分のつくったこのWEBサイト「REALIZE-NET」を知ってもらおう。
どうにかして宣伝活動をしなくてはいけない。

そう思ってとった行動は、

その辺のバンドのBBSに片っ端から書き込みをすること。

でした。

BBS(bulletin board systemの略らしい)、今ではあまり聞かなくなってきた気がしますがネット掲示板のことです。

ネット掲示板に数千件の書き込みを実行

2009年当時のWEBサイトには掲示板というものが備え付けられているのが結構一般的で、バンドサイトだとそこにファンの方がコメントを書き込み、バンドのメンバーと交流をしたり、他のバンドの掲示板にライブの告知を投稿させてもらったりということがよく行われていました。

実際自分が活動していたバンドのホームページにもBBSがありました。

その時はWEBサイトの宣伝方法というと普段からやっているBBSへの書き込み、くらいしか思いつかなかったんですよね。

効果があるかどうかなんてわからない(少なくともライブの予定をBBSに書きこむのはあまり効果がなかった気がします)けど「やってみるしかない」という思いでまずは知り合いのバンドのWEBサイトにあるBBSに片っ端から缶バッジ製造の宣伝投稿を書き込んでいきました。

管理人様、突然の書き込み失礼します。
素敵なサイトですね。缶バッジの製作サービスを始めましたので是非告知をさせて下さい。

バンドマンの強い味方。物販用オリジナル缶バッジを激安で製作します!
対応サイズはパンクバンドで人気の25mmサイズ。
短納期対応いたします!
詳しくはお問合せ下さい。

缶バッジ激安製作REALIZE NET
http://realize-net.com/

みたいな感じだったと思います。

自分では気づいていなかったけど、性格なんでしょうか。やり始めると結構楽しくなってしまってどんどん書き込みをしていったことを覚えています。

数日で知り合いのバンドマンのBBSは書き尽くしてしまい、知り合いでないミュージシャンのBBSも数週間で書き尽くしてしまい、

もう書くところないから別にバンドじゃなくてもいいや!

ってバンド以外のBBSも告知禁止と書いていない限りはガンガン告知を投稿していきました。

もちろん数えてませんけど3000件とかは軽く超えていたと思います。

SNSのタイムラインやブログのコメント欄のようにパーソナルな空間というよりBBSは公共の場っぽかったのですが、それでも知らないサイトの掲示板にまで無差別に書き込むというのはネットマナー的にはあまりよろしくなかったかもしれません。
すみません。そんなことも知りませんでしたし・・・汗

なんとしても月に2万稼がなくては!

な状態だったので(^^)

真似はしない方がいいかもしれません。というか現在ではBBSを備え付けているサイトも少ないとは思いますが・・・。

その時に気をつけていたのは1件1件ちゃんと手で打ってる風の内容にすることでした。たくさん投稿しなくてはいけないけどちゃんと読んでもらいしっかりと伝わるものにして、返事が欲しいと言う気持ちを込めて文章をつくっていました。
投稿した1件を無駄にしたくはなかったので。

もちろんコピペの文章は使いますけど必ずひとつは手で売った箇所を入れるということを何故か心がけていました。

なんとなくその方がちゃんとそのBBSを見てる人や管理してるバンドの人に対して真面目に訴えていることが伝わるような気がしたからです。

あとにして思うとこの時から投稿することは手段であくまで目的は問合せをもらうことというのをはっきりと自覚はできていたように思います。

でもその分時間はすごくかかりましたけど。。。

ついにきた!初注文

自分でも何件投稿したかわからないくらいの投稿の毎日を2週間くらい続けていたある日のことでした。

極力丁寧にやった数千件の書き込みがどのように功を奏したのかわかりませんけど、WEBサイト経由で製作相談のメールが届きました。

問合せメールは当時使っていたガラケーに転送するようにしていて、そのガラケーに転送されてきた問合せのメールをみた時は目を疑うくらいの衝撃でした。

そりゃあもううれしかったです。

自分の始めた事業で全然知らない人から注文がくるっていうのは僕にとってそれはそれはとても前向きな大事件だったんですよね。

今でもそのメールを受信した時の携帯画面の光景をはっきり思い出せるくらい(新宿の街を歩いてる時でした)本当に鮮明に強烈に覚えています。

自分で全てつくったサービスとも言っていいのかすらわからないような発信に知らない人が興味を持って問合せをくれるなんて奇跡に近いくらいに思っていました。

だったらなんで書き込みを続けていたんだよって思うのですが。。

そして2019年2月には3件、翌月の2009年3月には5件くらいのWEBサイト経由の注文が入ってきました。

その間にBBSの書き込みはずっと続けていました。

数千件のBBS書き込みはつらかったか。

数千件のBBS書き込みっていうと途方もない数字のように感じるかもしれませんけど、実際それにを集中的にやっていた期間は2ヵ月もないくらいだったと思います。

初注文までの約2週間は面倒で辛い作業だったかと言うと、そんなことは全然ありませんでした。
自分なんかのつくったサービスに注文がきたら奇跡だ、くらいに思っていたのにどうして苦もなく続けられたのか・・・、
どうしても2万円なんとか稼がなきゃ!という気持ちと共に、

ゲームのような感覚がありそれが「続ける?」「やめる?」の議論を僕の中で起こさせなかったのではないかと思います。

それに、BBSに投稿するという行為そのものは筋トレに比べたら随分と楽で何の苦もない行為でしたからね。

たった2ヵ月程度、BBSに宣伝の投稿をするという本当に誰でもできることを続けただけで人生を変えるきっかけとなる、ほんの小さくて、でも大きな一歩を踏み出せた。
それが後にリアライズという会社が誕生することにつながる出来事の真相です。

僕は一度も就職というものをしたことがなく、営業とかマーケティングとか広告とか全く知らなかったのでそれしか思いつかなかったし、そういう誰にでもできるようなことしかできなかったというのが本音です。

ただ、振り返って考えてみると多分BBSの投稿が数百件だったら反響はなかったんじゃないかと思います。

数千件だったからこそ告知効果が出て数件の問い合わせがあったんだと思っています。

始めて問合せをいただいてからは自分のやってたことが意味あるんだと思ってなおさら意欲的に投稿ができるようになりました。

恐ろしいくらいの単純作業が、楽しいって思えるほどに。

仕事で成果を出すって結局はシンプルなこと

そしてこの頃から10年以上経った今、いろんなことを勉強してちょっとは営業のこととかマーケティングのこととか蓄積してサービスも様々に変化している今現在ですが、売上をたてる為にやってることと言ったら、

リアライズのサービスがもたらすメリット、リアライズの強味を丁寧に心を込めてできるだけたくさんの人に伝える、ということでしかないんですよね。

そしてその後出会った成果を出してるビジネスパーソンはものすごく頭が切れるというよりは、やり方はアナログ、でもその物事へ執着がすごいという人の方が実際多いです。

これまでの10年に実際に体験してきた様々な仕事の結果から今確信をもってお伝えしたいのが、

奇策はいらない。誰にでもできるような単純なことを誰にも真似できないレベルでやることが自分を新しいステージに導いてくれる唯一の方法です。

凡人の僕のところには誰にも思いつかないような奇策なんて降ってきません。

でもそんなものそもそもいらないんです。目の前にあることを一心不乱にがんばる。

それが仕事で成果を出す為の本質なんだと思います。

よく正しいベクトルの努力をしましょう、と聞きますが僕は少し考えが違います。

無駄な努力なんてひとつもない。

仮に数千回数万回繰り返して効果がなかったとしてもそう判断したことは無駄じゃありません。

効果がないと知れたことも前進ですし、ものごとを数千回数万回繰り返せるだけの自分に成長していることが何よりも自分の武器になります。

どのくらいの量やったらいいのかっていうのはまた今度書きたいと思いますけど、ひとまずやらなくてはいけないものの内容が「誰にでもできること」で良いんだと思うと少しできそうな気がしませんか?

だから、何かやってみたいことがあるという人はぜひこの言葉を忘れずにまずは何でもいいからやってみてください。行動してみてください。

本当に何でもいいんです。目の前にあること。

誰にでもできることを誰にもまねできないくらいのレベルで。

そんなこんなで2009年3月には5件程度(合計売上3万円程度)の受注がとれたリアライズ。

そしてここからどんどん加速をしていきました。

それは次回の更新で!

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